プログラミングを学ぶメリット

プログラミングを学ぶことで得られるメリットには、どんなことがあるでしょうか?

単純にITに精通するようになるだけではなく、その他にも多大な恩恵を得られる可能性があります。

 

ライフスタイル

日本でもコロナの影響でテレワーク化が加速していますが、IT系の会社では以前から当たり前というところも多いです。

基本的にPCとネット環境があればどこでも仕事が可能なため、オフィスに出社して勤務、テレワークスタイル、在宅勤務から自由に働き方を選べるなんて会社もあります。

数ある業種の中でも柔軟な考え方を持つ企業が多いことは間違いありません。

朝会社に出勤し、最低でも8時間拘束される通常の勤務形態に慣れている人からすると想像しにくいですが、自由な働き方はフリーな時間が増えることにつながります。

 

また、今では個人で仕事を受けることが出来るサービスが数多く存在します。

上記のような場所で個人的に仕事を請け負い、副業にもかかわらず本業以上の収入を得ている方も数多く存在します。

一般的な視点から言えばPCはブラックボックスであり、それを動かすプログラムを理解できるという事はそれだけで十分貴重なスキルです。

独立をして場所にとらわれずに暮らしたい方にとってこれから更に有利になっていくはずです。

会社に勤めつつスキルを向上させ、将来的には独立して自由に暮らす。

そういった暮らしも可能になります。

 

ロジカルな思考

ロジカルというのは英語の「logical」日本語だと「論理的思考」と言われます。

プライベートな付き合いの中では「頭が固い」「つまらない」などネガティブなイメージが先行しがちですが、この考え方はビジネスでは非常に大切な考え方です。

面識のない人や付き合いの浅い人と意思の疎通を図る機会が多い場面では、些細な勘違いが大きなトラブルに発展する可能性が高く、それがビジネスであった場合は損失につながります。

しかも、実はこの考え方はビジネスだけではなく、日常生活のトラブルを回避するためにも有効なものです。

 

例えば「豆腐がないから買ってきて」と言われた場合を考えてみましょう。

長く一緒に暮らしている者同士であれば、その一言で

  • (多分、夕食に冷奴で食べるつもりだろう)
  • (二人で一丁あれば十分だな)
  • (薬味に生姜も買っていこう)
  • (醤油はあったかな?)

過去の経験も含めて考え、いつも買う銘柄の絹ごし豆腐一丁生姜を買って帰るかも知れません。

 

しかし、これをプログラムに置き換えた場合「豆腐を買う」とだけ指示しても動きません。

豆腐にも多くの種類があるので絹ごしや木綿やおぼろ豆腐、卵豆腐やごま豆腐、どれを買っていいのか分かりません。

種類だけではなく、どのくらいの量がいつ必要なのか?予算はいくらなのか?どこのメーカー推しなのか?

考えるほどに分からないことだらけです。

 

つまり、PCを思い通りに動かすためには動作をさせるための条件指示することが必要になるわけですが、それは明確で詳細な指示でなければいけないのです。

「プログラムを組む=物事を整理して明確で詳細な条件付けをする」という事であり、その作業が論理的思考を育てるのです。

感情論も時には大切ですが、他人に物事を伝えるためには論理的に考え・表現することが一番正確で最短な方法となります。

 

仕事の時短・効率化

現状IT関係の仕事に就いていない場合でも、職場でPCを使用している場合は時短や効率化に寄与します。

リストや進捗の管理などでも、一度プログラムを組んでしまえば、今まで数時間かかっていたものをワンクリック数分で終了させることが可能になります。

プログラミングに精通していない人たちは「こうできたらいいな」という思いがあっても、「どうすればいいか分からない」「外注すると膨大な費用が掛かりそう」と諦めている場合も多いです。

自分のノルマがあれば、自分で組んだプログラムで効率的に終わらせ、余った時間を好きに使うことも出来ます。

上司の仕事を効率化すれば評価は上がり、会社の業績にもつながるでしょう。

 

職に困らない

一般的にプログラマーはまだまだ不足している人材であり、この先更に需要が高まっていくと予想されています。

自分の経験やスキル次第ですが、比較的給与も高い傾向にあります。

  • アプリ開発
  • ゲーム系
  • WEB系
  • 組み込み系
  • 汎用システム開発

一言にプログラミングと言っても様々な種類があるので、自分の進みたい業種の言語を選ぶ必要があります。

 

ちなみにプログラミングスキルを持っている場合、就職するとしてもIT系の企業に限定する必要もありません。

例えば製造業だとしても仕事内容は「製品を作る」だけではなく、会社である以上総務や人事、設備やインフラなど様々な職種があります。

今はどこでも自動化が進んでいるため、IT系のスキルは必ずと言っていいほど重宝され優遇されます。

逆にそのような企業の方が働きやすいかもしれません。