オンラインがいいわけ

いくらインターネットが普及した現在でも習い事に関しては、まだまだ実際に会ってレッスンを受けるというのが一般的です。

プロの方に手取り足取り教えてもらうというのは単純に分かりやすいので当然ですが、「会う」という行為自体が人と人とのコミュニケーションの根幹を担っているという事も重要な点です。

 

手紙より電話。

電話より会って話す。

感情的な話だけではなく「会う」という事は「観察する」という事です。

 

特に意識していなくても、人は何かと対峙したときは意外と鋭く観察しています。

 

目線や姿勢、顔や体の動きなど多くの情報を総合して判断しているのです。

オンラインは実際にそこにいるわけではないので、些細なことが障害になりえます。

細かい指示や意思の疎通に不安を感じるかもしれません。

 

しかし、それを考慮しても尚オンラインには重大なメリットがあります。

 

時間節約

通常のレッスンでは決まった場所に出向くことが多いですが、そこまでの移動時間が結構かかります。通学や通勤のついでに通える場所にあればいいですが、そう都合がいいことは中々ありません。

しかも単純に家からレッスン場までの移動時間だけでなく、事前の準備からスポーツ系の場合は外出用の服装から着替えの時間もあるので、一時間のレッスンに対し実際に消費している時間は2倍以上かかっていることもざらです。

駐車場やロッカーの空きが無いなんて経験した人もいるはずです。

 

1時間あれば一通り筋トレも出来ます。

海外ドラマも1話観れます。

食事も作れます。

 

忘れがちですが時間は「有限」なんです。

日本人の平均寿命は女性87歳・男性81歳程度。

選択次第で時間は有効に使うことが出来ます。

 

2.ストレス軽減

人の特性は様々なので、人付き合いが得意な人も苦手な人もいます。

得意な人にとって人と会い会話することは気晴らしになりストレス解消になりますが、苦手な人に取っては全く逆です。

習い事はしたいけど煩わしい人付き合いが苦手なため、一歩踏み出せないという人も実は結構います。

マンツーマン以外ではレッスンが始まる前に他人と同じ空間にいなければならないので更に気を使いますし、純粋に習い事だけしたいのに変な人間関係に巻き込まれることも往々にしてあります。

 

スケジュールが固定されているという事も意外とストレスがかかります。

生活してれば急な予定が入ることも多く、好きで始めたレッスンでもどちらかを選ばなくてはいけません。そうなってくると段々意欲がなくなってきます。

また困ったことに一度休むと行き辛くなり、さらに休みがちになるというループにハマると(行かないのに月謝だけ払っている)状態にもなりかねません。

 

オンラインレッスンには自由参加型も多く、時間を遅らせるなり次回に回すなどの自由が利くので「すきま時間」に受講が可能です。 

実際に対面で習うのが理想的ではありますが、手軽に始められるオンラインなら手軽に始めることも辞めることも可能です。

メリットを理解すればオンラインも有効な選択肢の一つになり得るという事です。

 

オンラインでの手法は各企業が熟成を進めており、通信環境も整いつつあります。

今後はさらにサービスが拡大していくことが予想されます。